弊所では、心も体も自然もよろこぶ「食」を提案いたします。
皆さまは「食事」の意味を考えたことはありますか? 食事とは「食べること」です。 食べ物はもちろん、調理方法や食べ方、食べるタイミング、食べ物の保存方法、伝統的な食生活など、「食」についてのすべてのことを意味します。
同じ食材でも、調理方法によって体への働きが変わります。 また、同じ料理でも、食べ方やタイミングが変わることで、心身への影響も変化します。
では、「食べ物」とは何なのでしょうか?
例えば、ある野菜の種は、大地に蒔かれ、光や風、水、土の養分など様々なエネルギーを自然界から取り入れ、一つひとつが個性的に育ちます。 一つの野菜には、いのちが凝縮しています。 つまり、どの食べ物も「大自然のエネルギーの集合体」であり、「自然環境」そのものといえます。
食べ物が自然環境そのものであれば、食べることは、生きるための栄養を摂取するだけではなく、「自然環境を自分の中に取り入れる」ということになります。
「食」はいのちの根本です。 「食事」を考えるためには、個のいのちはもちろんのこと、よりホリスティック(全一的/全体的/包括的)な視野が必要になります。 弊所では、伝統的な食養生とあわせて、最新の栄養学の知識や食の時事問題、食文化、環境問題などについてお伝えしています。 心身の健康のために、次世代につなぐために、自然環境のために、いのちを活かす「食」を提案しています。
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