▼【メールマガジン自然療法通信サンプル】
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自然療法通信 サンプル
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人が本来持っている「自然治癒力」を高め、自然とバランスよく生きる
ための「自然療法」を皆様と共に学んでいきます!
▼ もくじ ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ごあいさつ 【飯後の茶事】
◆自然療法概論 【植物療法/フィトセラピー】
◆シングルハーブ 【エキナセア】
◆花ことば 【時鳥】
◆万葉花 【藤袴】
◆星々のささやき 【大方形】
◆医食同源 【身も心もよろこぶ献立】
▼ ごあいさつ ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。
先日、「飯後の茶事」にお招きにいただきました。
飯後茶事は食事の後に行われるもので、朝食のあとの
10時頃、もしくは昼食を終えた15時頃などに行われます。
そのため、「時はずれの茶事」とも称します。
通常の茶事よりも食事が省略され、正午の茶事などの
正式な茶事は約4時間かかるところ、飯後の茶事は
3時間弱で済み、忙しい現代人にぴったりといえます!
茶事を経験すると、茶道は旬の野菜を中心にした献立、
時季の花を活け、抹茶をいただきますので、日本の
ハーバルライフということができます。
▼ 自然療法概論 ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【フィトセラピー植物療法】
「デイジー」 Bellis perennis
初春から晩秋まで可憐な花を楽しませてくれるこの植物は
花びらを一枚ずつちぎる「恋占い」や花輪の冠など、少女の
成長を見守っているといえます。実際にこの植物は「子どもの
草」という俗称をもっています。
中世では、騎士の忠誠の証しとして、活躍しました。
学名Bellis perennisは「永遠の美しさ」という言葉を由来とすると
されます。
また、ラテン語bellum(戦争)を語源とする説もあります。
これはローマ時代には、戦場での止血薬や打ち身のケアとして
活用されたことに因みます。
「打ち身草」という古い呼び名もあるようです。
カルペパーによれば、デイジーは金星の守護にあり、血液の
凝固や肺炎のケアによいとされました。
実用については専門のフィトセラピスト(植物療法士)もしくは
ハーバリスト(ハーブ薬草療法士)に相談しましょう。
▼ シングルハーブ ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「エキナセア」 /学名 Echinacea angustifolia
科名 キク科 /別名 パープルコーンフラワー
使用可部 葉部・根部
ネイティブアメリカンが古くから感染症治療に使用。
夏に紅紫の花を咲かせます。
エキナセアの地下部のチンキ剤は、免疫を上げたい「いざ!」と
いうときに役立ってくれます。
インターフェロン産出の活発化、免疫力強化、体質改善、
抗ウイルス作用
伝統的なハーブ植物療法では、ニキビ、インフルエンザ、
膀胱炎、ウィルスなどの感染症などのサポートに活用されます。
▼ 花ことば ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホトトギス…永遠にあなたのもの
この季節、茶花によく用いられるホトトギスの原産地は
日本です。ユリ科の多年草で、花の紫色の斑点が
鳥の時鳥(ほととぎす)の胸毛に似ていることから、
この名が付きました。
斑点のない白い品種もあります。
▼ 万葉花 ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「藤袴」万葉名:ふぢばかま
キク科の多年草のこの植物は、湿った川岸などによく
みられます。
藤色の小花が、茎の先に群れているように咲きます。
この植物を乾燥させると、あるものの香りがすると
いわれます。
さて、その香りとは?
実は、【桜餅】のような香りがするといわれます。
一度お試しあれ!
香りがすることから、「欄草」、「香草」、「香水蘭」とも
呼ばれています。
【万葉集より】
秋の野に 咲きたる花を 指折り
かき数ふれば 七種の花 巻八 一五三七
萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし
また藤袴 朝顔が花 巻八 一五三八
山上憶良の有名な歌です。
▼ 星々のささやき ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
秋には「秋の大方形」と呼ばれるぺガスス座の勇姿を
楽しむことができますよ。
2008年10月下旬には、金星が日没後の南西の低空に
輝いて見えます。
また、木星が18時頃には南の空、光度マイナス2等級の
輝きで見えます。
▼ 医食同源 ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「ナチュラルダイエット&ヘルシークッキング」宝塚教室
身も心もよろこぶ献立ご紹介
【キノコご飯】
椎茸 舞茸 シメジ 出汁 醤油 塩(好みで胡麻油を)
シイタケとシメジは石づきの部分だけを丁寧に取り去り、
小房に分けてほぐしておきます。
舞茸はそのまま割いておきます。炊飯時に調味料で味を
調えておき、キノコを上において炊き上げます。
その際に胡麻油を少量入れると風味が増し、塩分を減らす
ことができます。食欲も増進します。
【里芋とナメコの味噌汁】
里芋 ナメコ カツオ 味噌 三つ葉
里芋は土を洗い落としてから、天地を削ぎ落とし、
その両端を持って皮を剥いていきます。
丁寧に扱う場合は、米のとぎ汁で下茹でをしておきますが、
今回は出汁の中に里芋を入れて火を通します。
中まで火が通ったのを確認して、ナメコを入れ、すぐに味噌を
溶きいれます。
【ブロッコリーの餡かけ】
ブロッコリー エリンギ 人参 貝割れ菜 出汁 醤油 塩 片栗粉
今回用いたブロッコリーは、柔らかい茎の部分を成長させて
から収穫する品種です。
熱湯の中を素早く潜らせて鮮やかな緑色を出しておきます。
ブロッコリーは4cmの長さに切り揃えます。
エリンギ歯ごたえを残すように短冊切にしますが、長さは
ブロッコリーと同じにします。
貝割れはおおよそ4cmの長さに切り揃えます。
人参は貝割れよりも細く、同じ長さに揃えます。
強火でエリンギを炒めてキノコの香りが出てきたら、ブロッコ
リーを加えて素早く炒めます。
同時に餡を作っておきます。皿に炒めたブロッコリーを乗せ、
餡をかけたら、人参と貝割れをトッピングします。
【春菊とエノキのおひたし】
春菊 エノキ 出汁 醤油 塩 (もしも当季であれば菊花を!)
秋の古典的な和え物です。春菊は決して茹ですぎないように
硬めに茹で、冷水に放ってしっかりと水分をきっておきます。
エノキは石つきを取り、春菊と同じくらいの長さに切ってから、
ホイル焼きにします。
エノキは加熱してから切り分けるのは困難です!
それぞれを混ぜ、味を調えて完成です。もし菊花の時季で
あれば、熱湯に入れてすぐに冷水に掬い取ったものを使いま
す(菊花のえぐみを除去するため、酢を入れて茹でることも
あります)。
【カボチャのサラダ】
カボチャ タマネギ レーズン 塩 胡椒 オイル
カボチャは皮の硬い部分を最小限に削ぎ落としておき、極力
皮を残してカットしてから蒸します。
蒸し上げたカボチャは完全にマッシュ(裏ごし)しないで、
カボチャの元型をやや留めながら潰し、スライスした
タマネギを入れて(タマネギが辛い場合はしばらく水に
晒して様子を見ます)、オイルを掛けたらザックリと
混ぜ合わせます。
塩でカボチャの甘味を引き出し、アクセントに胡椒を入れて
味を引き締めます。
レーズンは少量のお湯につけて軟らかく戻し、最後に
トッピングします。
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