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やまねのねどこ 第9回「山根康児のあの音(ね)の根(ね)
  その2 音の根発掘」

 

 ・山根康児インタビュー記事

  話し手:NRC自然療法研究所 所長 山根康児          聞き手:ライター おたまじゃくし


◆第9回 「山根康児のあの音の根 その2 音の根発掘」 
 (平成25年1月1日掲載)

 

山根さんには、いろいろな「根」がたくさんあるようですけれど、音楽の根に気づいたのはある事件がきっかけだったそうですね。

もともと音楽は小学校の頃まで苦手で嫌いだったのです。
小学4年生だったか、ある授業中、私は友達とちょっとコソコソと私語をしていて、先生がなんの話をしているのかわからなくて、話し終わってから友達が「なんか手挙げろよ」と言うので自分が「はぁい」と手を挙げたのです。
そしたら、「あ!じゃぁ山根くんに決定ですね。後で先生のところに来なさいね」と言われて職員室に行くと、「音楽発表会であなたが学年代表で発表することに決まりましたから」と言われて(笑)。

 

小学生時代、人前に出ることが苦手だったとお聞きしていますが?

自分も「何のことですか?」 みたいな感じで。
先生は「手を挙げたでしょう。学習発表会でみんなの前であなたが代表で音楽の発表をすることになりました。だから今日から勉強しましょうね」と、先生とマンツーマンで練習することになりました。
笛だったか鍵盤ハーモニカだったか、楽器は何だか忘れてしまいましたが、練習するようになって、それが意外とソツなくできるようになって。
その時から、「あ!音楽って楽しい、自分でもできるのだ!と思いました。

 

苦手なことへのチャレンジというか、やってきた波に素直に乗り、素直に練習に参加したという感じですね。

それから大阪に住んでいた従兄弟が、当時流行っていたポール・モーリア・オーケストラのコンサートを聴きにいける機会を作ってくれて、私達一家を呼んでくれたのです。
それが小学校五年生ぐらいの時で、ちょうど音楽発表会の翌年。
大阪のフェスティバルホールだったかな。 そこに田舎モノの親子がちょこんと座ってポール・モーリアを聴き、地元の学校に帰って「ポール・モーリアの曲を聴いてきました!」と先生に言ったら「あぁ!いいことしてきましたね」と先生に誉められまして。
そこで、「あ!自分って凄い!あぁ!自分って音楽ができるのだ!」という思い込みがうまれ、間違っているのですが、「凄い!」と思い込んでいる自分がいました。
「音楽ができる人、天才的な自分!」という思い込み(笑)。

 

ある意味、素晴らしい(笑)ポジティブな思い込みは大事かも!!

だから、その4年生の手を挙げた事件から始まって、5年生で気分はポール・モーリアといった「ポール・モーリア勘違い事件」で、音楽の成績が急にメキメキと上がっていきました。
もう6年生の時にはけっこう笛とか鍵盤など、何でも自分が感じる「音」が確かになってきていて、中学校の頃にはギターをはじめて。
いとこから譲ってもらったギターは自分で全部チューニングをして、調弦していましたね。

 

そうなると、「音」にはうるさくなりますね。 吹奏楽部で体験した不協和音は耐えられないわけだ。

全部自分で音がとれるから、ちょっとズレた音を聴くと「違うっ!!」て、イラッと。
自分の内なる音とのズレが嫌になる。
だから弊所の加納くんの鼻歌も、ちょっとズレていたら「違う!うぅ~っ」というときがあります。
でも「これは加納バージョンで編曲されているから!」と彼は言いますけどね(笑)。

 

音へのこだわり、そういえばお年玉をはたいてシンセサイザーを購入したと仰っていましたね。
たくさんの音が含まれるシンセサイザー。 どの音がお気に入りだったのですか?

一番好きな音はパイプオルガンの音。

 

やはり、そっち系なのですね。 宗教音楽というか…(笑)。

シンセサイザーには、すでに99個ほどのサンプリングの音が入っていたのですが、それでは気がすまなくて、よりパイプオルガンの音に近づけるために、波形を自分で起こして、「この波形がパイプオルガンの音だ!」と決めて(笑)。
そこでパイプオルガンみたいな音を出して、荘厳な教会音楽みたいなのを、ダァァァァ~と弾いて遊んでいたのです。

 

音楽も古典(笑)。

今思えば、やっぱりそっち系をやりたかったのかなぁ。
宗教音楽。 バロック系。 この頃から古典があった(笑)。

 

ところでNRC自然療法研究所には楽器はないのですか?

今は二胡がありますね。 加納くんが習っている二胡。

 

これもまた弦楽器ですね。 山根さんご自身、今後何かチャレンジしたい楽器は?

密かに…三線(サンシン)を。
『おもろさうし(そうし)』とか琉球古語を歌いながら、沖縄入りするときはマイ三線を手荷物扱いで担いで、「先生は関西にいるのですが、大先生は沖縄なのです」と言って、時々、沖縄に行っては稽古をつけてもらう、というのが、ちょっと夢かな(笑)。

 

二胡と三線…そして音には敏感な山根所長と、なにやらまた新しい講座が開講するかもしれませんね。                                   つづく

 

 ・山根康児インタビュー記事

 

 


 
 
 

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